Quantum Software Project

【2024年6月20日開催】

第2回量子ソフトウェアシンポジウム:

FTQC実現に向けた世界の動向

開催趣旨

東京大学理学系研究科量子ソフトウェア寄付講座では、量子コンピュータと、情報圧縮に役立つテンソルネットワークや情報抽出を行うサンプリング手法などの組み合わせによる新しい量子機械学習手法や量子アプリケーションの開発、大規模シミュレーションによる量子コンピュータの背後に潜む物理の理解、最先端知見の獲得を通じ、社会実装における課題の解決、および、量子ネイティブな専門人材育成を目的とした活動を行っています。

近年、量子技術の開発は活発に行われており、誤り耐性型量子コンピューター(Fault-Tolerant Quantum Computer, FTQC)の実現に向けた研究開発が世界中で進展しています。本シンポジウムは、大学・産業界から登壇者を招き、FTQCの実現に向けた世界の最先端の開発動向や展望について紹介し、ご参加いただく皆様と共に未来の量子コンピューターについて様々な視点から考察します。多くの皆様のご参加をお待ちしております。

開催要項

なお、新型コロナウィルス感染症の拡大状況によっては、開催方式を変更する場合があります

参加申し込み

プログラム

10:15-10:20はじめに
10:20-11:10藤堂眞治 (東京大学大学院理学系研究科)
量子コンピューティング・誤り訂正・テンソルネットワーク
11:10-12:00【招待講演】
北川拓也 (QuEra Computing Inc.)
QuEraによる誤り耐性量子コンピューターへの道
休憩
13:30-14:20【招待講演】
川畑史郎 (法政大学情報科学部)
量子コンピュータ技術の基礎と最新動向:誤り耐性汎用量子コンピュータ時代の幕開け
[講演資料]
14:20-15:10【招待講演】
徳永裕己 (NTTコンピュータ&データサイエンス研究所)
早期誤り耐性量子計算技術
15:10-16:00【招待講演】
高瀬 寛 (東京大学大学院工学系研究科)
量子テレポーテーションを用いた誤り耐性型光量子コンピュータ
[講演資料]
休憩
16:20-17:10【パネルディスカッション】
FTQCへの道
【パネリスト】
高瀬 寛 (東京大学大学院工学系研究科)
川畑史郎 (法政大学情報科学部)
徳永裕己 (NTTコンピュータ&データサイエンス研究所)
【モデレータ】
大久保 毅 (東京大学大学院理学系研究科)
17:10おわりに
17:30懇談会

主催

共催

協力

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