Quantum Software Project

【2024年12月25日開催】

第5回量子ソフトウェアワークショップ:

古典最適化と量子最適化

開催趣旨

東京大学理学系研究科量子ソフトウェア寄付講座では、量子コンピュータと、情報圧縮に役立つテンソルネットワークや情報抽出を行うサンプリング手法などの組み合わせによる新しい量子機械学習手法や量子アプリケーションの開発、大規模シミュレーションによる量子コンピュータの背後に潜む物理の理解、最先端知見の獲得を通じ、社会実装における課題の解決、および、量子ネイティブな専門人材育成を目的とした活動を行っています。

今回のワークショップでは、幅広い分野で使われている「最適化」をテーマに取り上げます。最適化は、工学、経済、科学など多岐にわたる分野で重要な役割を果たしており、日々進化しています。本ワークショップでは、古典最適化と量子最適化の両面からアプローチし、学術界および産業界の専門家をお招きして、それぞれの手法が持つ強みや課題、そして今後の可能性について議論します。最新の知見を交えながら、古典的手法と量子技術がどのように未来を切り拓くかを一緒に探ります。 また、ワークショップ実施後には本寄付講座の協賛・協力企業および東京大学の学生による量子コンピュータにおける取り組みを紹介するポスターセッションが開催されます。意見交換会も併せて開催されますので、奮ってご参加ください。

開催要項

なお、新型コロナウィルス感染症の拡大状況によっては、開催方式を変更する場合があります。

参加申し込み

プログラム

13:15-13:20はじめに
13:20-14:05中村暢達 (日本電気株式会社)
AIとアニーリングを組み合わせた量子アプリケーション
14:05-14:50福島孝治 (東京大学大学院総合文化研究科)
[TBA]
14:50-15:15休憩
15:15-16:00保坂有杜 (三菱電機株式会社)
量子・古典分散最適化計算
16:00-16:45田中 宗 (慶應義塾大学理工学部)
イジングマシンにおけるハイブリッドアルゴリズムの基礎と応用
16:45-16:50おわりに
17:00-18:30ポスターセッション・意見交換会 (現地)
(軽食と飲み物を準備します)

主催

協賛

協力

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