Quantum Software Project

【2023年1月30日開催】

第2回量子ソフトウェアワークショップ:

これからの量子シミュレーション 〜古典から量子へ、量子から古典へ〜

開催趣旨

東京大学理学系研究科量子ソフトウェア寄付講座では、量子コンピュータと、情報圧縮に役立つテンソルネットワークや情報抽出を行うサンプリング手法などの組み合わせによる新しい量子機械学習手法や量子アプリケーションの開発、大規模シミュレーションによる量子コンピュータの背後に潜む物理の理解、最先端知見の獲得を通じ、社会実装における課題の解決、および、量子ネイティブな専門人材育成を目的とした活動を行っています。

近年、 Noisy Intermediate Scale Quantum (NISQ) デバイスが急速に発展し、産業応用に向けた研究が活発化しています。本ワークショップでは、今後さらに発展が期待される分野として「量子シミュレーション」と「量子機械学習」にフォーカスします。大学・産業界から登壇者を招き、最先端の情報交換と緊密な議論を通じて、NISQ時代とその先における両分野の発展と展望を探ります。

開催要項

なお、新型コロナウィルス感染症の拡大状況によっては、開催方式を変更する場合があります

プログラム

13:00-13:05はじめに
13:05-13:45秋山進一郎 (東京大学大学院理学系研究科)
素粒子物理学とテンソルネットワーク
[講演資料] [動画]
13:45-14:25野村悠祐 (慶應義塾大学理工学部)
量子多体物理と人工ニューラルネットワーク
[講演資料] [動画]
14:25-15:05友野孝夫 (凸版印刷株式会社)
量子機械学習への期待
[講演資料] [動画]
15:05-15:25休憩
15:25-16:05大西裕也 (JSR株式会社)
NISQによる高精度量子化学計算への挑戦
16:05-16:45吉岡信行 (東京大学大学院工学系研究科)
量子誤り抑制の進展と展開
[講演資料] [動画]
16:45-17:00全体討論
17:00-17:05おわりに

主催

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