Quantum Software Project

【2023年8月3日開催】

第3回量子ソフトウェアワークショップ:

量子AIの可能性と実現への道のり

開催趣旨

東京大学理学系研究科量子ソフトウェア寄付講座では、量子コンピュータと、情報圧縮に役立つテンソルネットワークや情報抽出を行うサンプリング手法などの組み合わせによる新しい量子機械学習手法や量子アプリケーションの開発、大規模シミュレーションによる量子コンピュータの背後に潜む物理の理解、最先端知見の獲得を通じ、社会実装における課題の解決、および、量子ネイティブな専門人材育成を目的とした活動を行っています。

現在、多くのAI技術が開発され活用が進んでいる一方で、大量の学習データ処理や複雑な学習モデル等の課題が存在しています。今回のワークショップでは、上記の課題を解決することが期待されている「量子AI」にフォーカスします。大学・産業界から登壇者を招き、量子AIの可能性や現時点での周辺技術の開発状況に関する最先端の情報交換と緊密な議論を通じて、今後の発展や展望を探ります。

開催要項

なお、新型コロナウィルス感染症の拡大状況によっては、開催方式を変更する場合があります

プログラム

13:00-13:05はじめに
13:05-13:45山本直樹 (慶應義塾大学)
量子機械学習の可能性
[講演資料] [動画]
13:45-14:25山崎隼汰 (東京大学)
高速な量子機械学習の理論基盤の構築
[講演資料] [動画]
14:25-15:05加藤拓己 (株式会社NTTデータグループ)
リソース推定 - 誤り耐性量子計算での量子AIに向けて
[講演資料] [動画]
15:05-15:25休憩
15:25-16:05鈴木鉄兵 (SCSK株式会社)
量子AIシミュレーターと量子SDKの開発
[講演資料] [動画]
16:05-16:45根本香絵 (沖縄科学技術大学院)
機械学習と量子ダイナミクス
[講演資料] [動画]
16:45-17:00全体討論
17:00-17:05おわりに
17:05-18:00意見交換会 (現地)
(軽食を準備します)

主催

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